最近を振り返ってみよう

彼との出会いは、とある映画館で観た予告編でした。
普通ならスルーしそうな映画ですが、その予告編では、私の興味を引くうたい文句が謳われていました。
スタントマンやCG、ワイヤーアクションに頼らず、生身の肉体のみでアクション映画を作ったというのです。
CG全盛のこのご時世に、なぜそのようなバカなマネを……?
しかも、生身だけだとしたら、相当なアクションでないと、観客の印象に残らないのでは……?
しかし、期待もありました。
逆に、敢えてCGを使っていないのだとしたら……? まして、未だかつて観たことのないムエタイアクション映画。
日本でタイ映画が上映されるのは、極めて珍しいので、この機会を逃したら、二度とタイ映画を観る機会を失うかもしれない。
そう思い、この映画〜『マッハ!』〜を観に行きました。


『マッハ!』を観た時の衝撃は、私が幼少の頃にブルース・リーを初めて見た時に受けた時と同様のものでした。
人間だって、やればここまで出来るんだ……。
アクション俳優は偉大だなと感じた瞬間でした。